福祉の花園大学が創る発達教育学部発達教育学科。エデュケア:education×care。教育と福祉の融合。

人間味あふれる“温かみのある”教師になろう

花園大学は、これまで培ってきた「福祉の花園大学」の「強み」を生かし、教育・保育の分野における子どもをめぐる諸課題に取り組むため、社会福祉学部児童福祉学科を拡充(パワーアップ)させて、新たに、「発達教育学部発達教育学科(仮称)」を開設します。

2018.3.16

特設サイトの内容を更新しました。
<主な変更点>
・各コースの詳細
・特別支援教育プログラムなど

2017.11.06

発達教育学部の特設サイトを公開しました。

花園大学発達教育学部発達教育学科(仮称)では、
以下の想いを大切にしています。

現在、教育・保育の現場は、さまざまな課題を抱えています。そうした中、学習指導要領が全面的に改訂され、日本の教育が大きく変わろうとしています。これまでの学校や教育、そして教員の在り方が問われるようになっており、教員の資質・能力の向上や保育の充実が重要な課題となっています。

たとえば、子どもの貧困や虐待などの問題に対応する教育活動を行うためには、「人間」そのものと「成長と発達」についての理解、さらに「教育と福祉」についての幅広い知識と本質的な理解に基づいて、最も適切な教育活動ができる人間を養成することが必要です。つまり、教育(education)と福祉(care)とを融合させた活動である「エデュケア」(education × care = educare)の担い手が求められているのです。

人間の「発達と成長」については、幼児期・児童期・青年期などの諸段階に区分されます。「発達と成長」という観点からすれば、それぞれの発達段階に即した働きかけをすることはもちろん、発達の「連続性」を踏まえた働きかけをすることが重要です。「発達と成長」とは、これまでの「発達と成長」の成果の上に、様々な経験をしながら少しずつ進行していくものだからです。そうした経験のうち、重要なものの一つが教育という働きかけです。幼児期と児童期の「連続性」(=幼稚園と小学校の連続性)、児童期と青年期の「連続性」(=小学校と中学校の連続性)などを踏まえた教育が重要になってきます。

また、教育と福祉は密接に関連しており、両者を切り離しては適切な教育活動は行えないといえます。この意味において、教育(education)と福祉(care)とを融合させた活動である「エデュケア」(education × care = educare)の担い手が求められているのです。

そこで、花園大学は、幼稚園教諭や保育士、養護教諭などの教育・保育分野の人材を輩出してきた社会福祉学部児童福祉学科を発展させ、人間の「発達と成長」を対象とする教育・研究を中心に行う「発達教育学部発達教育学科」(仮称)を新たに開設します。(2019年4月開設予定<設置認可申請中>)

子どもの「発達・成長」を保障し、支える人間を養成

発達教育学科では、「建学の精神」である「禅のこころ」を身につけ、教育・保育現場の様々な課題に的確に対応できる、「人間味あふれる“温かみのある”教師」を養成します。このように、AI(人工知能)でも取って代わることのできない力を身につけた教師の養成を目指します。

発達教育学科の教育目的は、「未来を担う子ども・青年たちが確かな学力と実践的な教養を身につけて、変化の激しい時代を生き抜くことができるよう、その健全な発達・成長を学校や地域社会の中で保障し、支える学校教員や地域人材を養成すること」にあります。

具体的には、「人間の発達と成長」についての深い理解に基づいて、家庭や地域の状況を含めて子どもたちの実態を理解し、その「発達と成長」に即して、適切に働きかけることのできる教師を養成することを目指します。それとともに、同様に「人間の発達と成長」についての深い理解に基づいて、地域社会や企業において、教育関連の分野で活躍できる専門家を養成することも目指しています。

こうした目的を達成するために、発達教育学科では、卒業までに以下のような知識と能力を身につけた人間を養成します。

(1) 自ら考え、主体的に行動するとともに、自分を律することができる人間

(2) 自らの能力を社会や他者に還元することにより、地域社会に貢献できる人間

(3) 多様な文化や障害を有する児童生徒に対する広範な理解と共感的な感覚や態度を持って接することのできる能力を身に付けた人間

(4) 地域社会における学校等の教育現場において、発達上の問題や教育的課題を特定し、これらを解決できる能力を身に付けた人間

(5) 学校を取り巻くステークホルダー(利害関係者)や、様々な専門家と協働して「チーム学校」の一員として課題を解決できる能力を身に付けた人間

(6) 自らが学ぶ学位プログラム(カリキュラム)の基礎となる専門的知識・技能を修得し、それを教育現場で実践できる人間

教員免許状・資格について

取得を目指すことが出来る教員免許状・資格

● 保育士資格
● 幼稚園教諭一種免許状
● 小学校教諭一種免許状
● 中学校教諭一種免許状(保健体育)
● 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
● 養護教諭一種免許状
● 特別支援学校教諭一種免許状(知的・肢体・病弱)※
※幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員免許状のいずれか1つを基礎免許とした上で、取得できます。

◎花園大学は特別支援学校教諭の養成には実績があり、新しい発達教育学科でも、とりわけ「特別支援教育」には力を入れ、どの免許種・資格についても、「発達障害」への対応などを含めて「特別支援教育に強い教師」の養成を目指します。

◎発達教育学科において取得を目指すことが出来る教員免許状・資格は、合計7種類(予定)となり、これは関西私立大学の教育学部系では最大級のものになります。

※教員免許状については、申請予定であり、文部科学省の審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる場合があります。

将来の目標を設定しやすい
3つのコース

幼児教育コース

保育所・幼稚園における保育・幼児教育および養護に関する理論と実践を学ぶコースです。

「幼児教育コース」では、幼児期の子どもに対して、児童期への移行を視野に入れつつ、保育・幼児教育の適切な働きかけをすることができる保育士・幼稚園教諭の養成を目指します。また、「養護と教育の一体的な働きかけ」をすることができる養護教諭の養成を目指します。

<取得を目指す免許・資格>
□保育士資格
□幼稚園教諭一種免許状
□養護教諭一種免許状
□特別支援学校教諭一種免許状(知的・肢体・病弱)

初等教育コース

幼稚園における幼児教育および小学校における児童教育に関する理論と実践を学ぶコースです。

「初等教育コース」では、「児童の発達と支援」をめぐる諸課題を踏まえて、幼児期・児童期の子どもに対して、幼児期から児童期への移行を視野に入れつつ、幼児教育・小学校教育の適切な働きかけをすることができる幼稚園教諭・小学校教諭の養成を目指します。

<取得を目指す免許>
□幼稚園教諭一種免許状
□小学校教諭一種免許状
□特別支援学校教諭一種免許状(知的・肢体・病弱)

義務教育学校
(保健体育)コース

小学校における初等教育および中学校・高等学校における保健体育に関する理論と実践を学ぶコースです。

これまでの花園大学における「生涯スポーツ」と「健康科学」の教育活動の強みを生かして、「生涯スポーツ」と「健康科学」に加え、(1)「心と体の学び」、(2)「児童生徒の身体機能および体力の向上」、(3)「発達障害児童生徒の支援」の三点について重点的に学びます。また、〈小学校-中学校-高等学校〉という「連続性」において、児童生徒の心身の発達と成長を一貫して支援できる教員を養成します。さらに、心身の発育上の支援が必要な児童生徒について課題を的確に見いだし、その課題解決に実行力と指導力を発揮できる教員を養成します。

<取得を目指す免許>
□小学校教諭一種免許状
□中学校教諭一種免許状(保健体育)
□高等学校教諭一種免許状(保健体育)
□特別支援学校教諭一種免許状(知的・肢体・病弱)

~特別支援教育に強い教師を養成~
「特別支援教育プログラム」

花園大学は、特別支援学校教諭の養成には実績があり、発達教育学部においても、とりわけ「特別支援教育」には力を入れ、どの免許種・資格についても、「発達障害」への対応などを含めて「特別支援教育に強い教師」の養成を目指します。

世界的なインクルーシブ教育(=障害のある者と障害のない者が可能な限りともに学ぶこと)の潮流のなかで、今後、支援を必要とする児童生徒は、地域の学校を希望し選択するケースが増加し、地域の学校への就学が当たり前になる可能性があります。従来ならば、特別支援学校に就学したかもしれない児童生徒の教育内容を保障するためにも、特別支援学校教諭免許状の取得が望ましいといえます。発達教育学科では、「特別支援学級指導法」や「通級指導教室指導法」等の講義を用意して、今後のインクルーシブ教育体制に対応できる教員の養成を行っていきます。

また、2018年(平成30)4月から始まる高等学校での通級指導教室にも対応できる教員を養成します。通級指導教室の場合は、教科指導と同様に、ソーシャルスキル・トレーニングをはじめとする対人関係の構築や生活習慣等の保健分野の指導が必要になります。

特別支援学級や通級指導教室での特別な教育課程による教育を必要とはしない、通常学級におけるいわゆる「境界線児」や「発達障害児」と言われる児童生徒の指導ができる教員も養成します。そうした指導の際には、特別支援学校教諭一種免許状を取得して、支援の必要な児童生徒の認知特性や身体状況を理解した上で、個別の指導計画を作成することが望まれます。

発達教育学科では、「支援の必要な幼児児童生徒の教育」を必修科目として必ず学ぶことになります。そのため、特別支援学校教諭免許を取得しなくても、支援の必要な幼児児童生徒の発達特性と、その教育内容を理解することができます。

カリキュラムと学びの特色

今日的な課題としての学力保障や子どもの貧困や虐待などの問題に対応する教育活動を行うためには、単に、教科教育面での力量形成に終始するのではなく、人間の成長・発達と教育・福祉についての総合的かつ統一的な理解を深め、それに基づいた実践的対応力を持った教員や地域人材を養成します。

「禅のこころ」を持った教員の養成─「教育者」の根本─

建学の精神である「禅のこころ」を身につけて、「自信」と「折れない心」、「やさしい心」を持って教壇に立てる教師を育てます。

<主な科目>

「基礎禅学」「禅とこころ」等

学校が抱える課題を解決できる教師に

いじめ、不登校、暴力行為、非行など、学校はさまざまな課題を抱えています。そうした課題を解決できる「現場対応力の高い教師」を育てます。

<主な科目>

「スクールソーシャルワーク論」「教育と福祉」「学級経営論」「保育相談支援」等

充実した「特別支援教育」関連科目

特別支援教育については、他に類を見ない充実したカリキュラム。「福祉の花園大学」は「特別支援教育」に力を入れ、「発達障害」への対応などについても「現場対応力の高い教師」を育てます。

<主な科目>

「通常・通級学級発達障害指導論」「特別支援学級指導方法論」「発達障害児の心理」「重複LD等教育総論」等

万全の実習指導体制

教師として必要な「実践力」を養うのが各種の「実習」。花園大学は1回生次から実習を設定し、授業を始め「現場のあらゆる事態に対応できる教師」を育てます。

<主な科目>

「観察実習」「保育所実習」「初等教育実習」「児童福祉施設等実習」「教育実習(中学・高校)」「養護実習」「看護実習II(臨床実習)」「特別支援学校教育実習」等

充実したカリキュラムと経験豊富な教員の実践的指導

教育学の基礎から現場対応まで幅広く学べる、バラエティー豊かな充実したカリキュラム。幼稚園・小学校・中学校・高等学校などでの現場経験が豊富な教員が実践的な授業を行います。

<主な科目>

「教育原理」「教職概論」「教育方法論」「教育社会論」「教育行政論」「教育法規」等

子どもたちの表現を支えるピアノ伴奏ができる教師に

保育所や幼稚園の現場では、ピアノが弾ける教師が求められています。ピアノ実技を重視したカリキュラムのもと、進度に応じた個人レッスンにより、保育・教育現場で活きるピアノ伴奏ができる教師を育てます。

<主な科目>

「ピアノ演習I・II・III・IV」「保育内容(音楽)」「音楽表現」「初等音楽」「初等科教育法(音楽)」等

1回生次からの徹底した少人数制教育

教師を目指す友達と一緒に切磋琢磨。1回生次からの少人数制教育で教育学を基礎から身につけ、さらに論理的思考力や表現力を養成します。

<主な科目>

「アカデミック・スキル」「コミュニケーション・スキル」「発達教育学演習」「発達教育学研究」等

充実した支援体制で
将来の目標をサポート

「教職支援センター」を中心に、
教員採用試験合格に向けて完全バックアップ

発達教育学部での4年間の教育を通じて、社会で活躍できる能力を持った保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭、特別支援学校教諭、養護教諭を養成していきます。
あわせて、多様化する教育・保育サービスに対応して、企業やNPOなどで教育・保育関連事業に関わることのできる人間も養成していきます。
そのために、「教職支援センター」を中心として、「免許資格支援センター」、「就職課」とともに採用試験合格に向けてバックアップする体制を構築します。
「教職支援センター」は、教員、保育士を目指す学生に対するキャリア形成支援、教職指導の一翼を担う組織です。
教育現場等における実務経験豊富な担当者が、「教育実習」「教育ボランティア」及び「教員採用試験」など、教員を目指す学生のサポートを行います。

活躍が期待される場

その他にも学習支援業、スポーツ関連企業などさまざまな領域での活躍が期待されます。

認可申請中のため、学部・学科の名称や内容は変更になる場合があります。